歩行

トレンデレンブルグとデュシャンヌ歩行の原因を関節応力から考える|理学療法士なら知っておきたい原因とポイント【動作観察・画像検査からわかること】

こんにちは! 理学療法士のヨシキです! みなさんは、動作観察をしている時にこんなことを考えたことはないでしょうか。 「あー、立脚期に対側の骨盤が下制しているなぁ。これはトレンデレンブルグとデュシャンヌ歩行どっちなんだっけ?」 私はよくあるんですよね笑 物覚えはいい方ではないので、今回は自分がすぐ確認できるようにまとめておこうと思います笑 トレンデレンブルグ歩行とは トレンデレンブルグ歩行は「歩行時 […]

【椎間板内圧が最も高まる姿勢は?】姿勢によって変わる椎間板圧縮応力と腰痛|リハビリのポイント

こんにちは! 理学療法士のヨシキです! 今回は、Re:bitでも何度か解説している腰痛と姿勢について解説しようと思います。 ほとんどの人は、休む時に立っているより座って休むことの方が多いと思います。 しかし、座って休憩した後、腰が痛くなる人も見たことはないですか? なぜなのか。 それは、立位より座位の方が椎間板圧縮力が高いことが関係しているかもしれません。 椎間板圧縮力の危険値 椎間板の圧縮力の限 […]

移動動作自立に必要な下肢筋力は?|下肢筋力と移動動作能力の関連【歩行・階段昇降に必要な筋力のカットオフ値】

こんにちは! 理学療法士のヨシキです! 今回は、下肢筋力と移動動作能力の関連性についてまとめていこうと思います。 歩行や立ち上がり動作などの動作能力と下肢筋力が関連することは、当たり前のように理解されていることだと思います。 しかし、どの程度の筋力があれば移動動作自立となるのか把握していますか? そこで今回は、過去の論文などを元にカットオフ値やMMTの考察ポイントについてもまとめていきます。 下肢 […]

ダイナミックモーメントとは|関節モーメントから考える歩行周期における筋活動【理学療法士なら知っておきたい歩行・動作分析の基本】

こんにちは! 理学療法士のヨシキです! 今回は、以前にまとめた関節モーメントとダイナミックモーメントの違いについて解説していこうと思います。 関節モーメントについての記事はこちらから👇 ダイナミックモーメントとスタティックモーメントの違い 以前の記事でもまとめましたが、スタティックモーメントを決定する因子は、当該関節の状態と当該関節より上の重量がどのように加わるのかによって決定しま […]

【TUG、10m歩行、6分間歩行、片脚立位、FRT、BBSカットオフ】理学療法の基本!!転倒予防に対する理学療法

こんにちは! 理学療法士のヨシキです! 今回は、理学療法士とは切っても切れない”転倒”についてまとめていこうと思います。 基礎的な内容が主になると思いますが、評価の方法・基準値、治療の考え方など復習のために見ていただけると幸いです。 転倒の背景 子供の頃に道で転んでも大きな怪我を生じることが少なかった転倒ですが、高齢者では年齢を重ねるごとに発生率を増していき、転倒を契機に身体活動量が低下し、認知機 […]

歩行における足部の動き|理学療法士なら知っておきたい足関節の運動連鎖【これを知れば歩行がわかる】

こんにちは! 理学療法士のヨシキです! 今回は歩行周期についてまとめていこうと思うのですが、歩行をみる上で運動連鎖の起点となる足部からまとめていこうと思います。 足部に機能解剖についてはこちらから見てみてください!(^ ^) 歩行周期における距腿関節の動き まず、足関節と言われると思い浮かべるのが距腿関節だと思います。 一番認知されているのに相応しく、距腿関節は足関節の中で最も可動性を有しています […]

足部・足関節機能について徹底解説!!解剖・運動学から足部の構造・動きを理解する【基礎から治療へ】

こんにちは! 理学療法士のヨシキです! 今回は足部の解剖・運動学の復習をしていこうと思います。 臨床の中で歩行修正は頻繁に行われる治療内容ですが、CKCの運動において足部からの上行性運動連鎖は運動制御に大きく影響してくると思います。 メジャーなアプローチは股関節や膝関節などに目を向けがちですが、足部の複雑な構造、動きを理解すると動作観察から治療までがよりスムーズかつ的確にアプローチが出来るようにな […]